口腔インプラント科後期臨床研修の概要

平成23年度 口腔インプラント科後期臨床研修の概要

1.プログラムの概要

本プログラムは、九州歯科大学臨床研修センターではなく、口腔インプラント科が独自に行うものです。おもに、卒後一年目の前期研修終了者に対し、大学院に入学し口腔再建リハビリテーション学を専攻した者に対し、(社)日本口腔インプラント学会の認証医・専門医資格を取得できるような知識と技術を獲得できるように配慮された、当科独自の研修プログラムです。

2.プログラムの期間と運用

口腔インプラント専門外来と総合歯科,麻酔科,病棟で研修し、学外の施設においても必要なを研修を行います。後期研修と言っても、研修医という身分ではありませんので、大学勤務に対する【給与】は出ませんが、学外の医療機関での研修では給与が支払われます。ひと月の学外施設からの給与で、一応の自活ができるレベルの収入が得られます。但し、大学院に入学すると入学金、授業料の支払いは必要になります。


3.研修内容と到達目標

下記に示す口腔インプラント専門外来における研修に加え、一般歯科診療の基本的知識や臨床手技、カルテ記載や保険請求(レセプト)の基本的事項についても研修を行う。

【参考:当科では、1年目から患者配当を行ない、上級医(チューベン)、指導医(オーベン)と共に実際に臨床に参加しながら、必要な知識と技術を身に付けていきます。見学中心の研修ではありません。朝早くから夜遅くまで、かなりハードな毎日になりますが、充実感も大きいものです。患者様から『先生、インプラントのおかげで自信を持って笑えるようになりました!』『美味しく食事が出来るようになりました!』と言われると、日々の臨床の疲れなど吹っ飛んでしまいます。(外来医長:正木)】


口腔インプラント外来における研修の目標(麻酔科ローテーションの目標を除く)

一般目標:

口腔インプラントを用いた補綴治療に関する基本的知識と技術を修得し、5年後の認証医資格取得、専門医資格申請条件を満たすことを目指す

行動目標:

1. インプラントの種類とそれぞれの特徴を述べることができるようになる。

2. インプラント治療の大まかな流れを述べることができるようになる。

3. 術前・術中・術後診断に必要な臨床検査について理解し説明できるようになる。

4. インプラントを使用した補綴症例について自分で治療計画を立て、カンファレンスにおいて発表できるようになる。

5. インプラント治療に使用する器具の名前や使用法が言えるようになる。

6. インプラント手術にアシスタントとして参加し,手術の介助ができるようになる。

7. インプラント手術において、点滴回路のセッティング、留置針を用いた静脈路確保や抗生剤の皮内テスト、術中モニターの使用などができるようになる

8. インプラント補綴における上部構造作製に関する臨床手順を理解し、一般的な症例においては実際に治療できるようになる。

9. インプラントの異常所見について述べることができるようになる。

10. インプラント治療の術後ケアとメインテナンスについて説明できるようになる。


ケースカンファレンス(絶対出席)

火・木  7:40~   Case Conference

インプラント新患症例/手術症例検討・臨床的なトピックスに関するカンファレンス


ジャーナルクラブ(絶対出席)

金  8:00~   ジャーナルクラブ(抄読会)


リサーチカンファレンス(出席推奨)

不定期開催:リサーチプログレスカンファレンス(研究討論会)

Kyushu Dental College, Dept. of Oral Reconstruction and Rehabilitation 2010